猛暑をがんばったトラノオが開花今年の夏のはじめ、引越しをされる方のお庭からたくさんの植物をいただきました。アジサイやツツジなどの低花木から草花まで、お花を生けることが趣味の方なので、切花にしやすい可憐なものがたくさんありました
移植後のケタ外れの猛暑。37度は当たり前、2度ほど38.4度を記録した山口です。雨もほとんど降らず心配しましたが、たった一株を除いてすべて見事活着し、ほっとしました。いま、その中のトラノオが咲いています。穂のように咲く花を、広く「トラノオ」と呼ぶらしく、科が違うものも含めて多種に渡りますが、これは「カクトラノオ」(ハナトラノオ)でしょう。白い花が涼しい風を呼んでくるようです。住み慣れた庭を離れて山水園に移住してきてくれた花たち。これから季節ごとに、私たちの目を楽しませてくれることでしょう。