山水園の庭園を散策してみませんか?
四季の花と緑、小路や建物と、見どころがいっぱいです。
大正の昔実業家の別荘として建てられ、その後、増築されて旅館として生まれ変わった当館。戦後、増築された客室は京の数寄屋師・笛吹嘉一郎の意匠で一部屋毎に趣を変えております。
建物のみならず、日本庭園もあわせて、伝統的な姿を今に伝えています。
開園時間 10:00~15:00まで(入園は14:30まで)
料金 400円
休園日 火曜日・冬季(12月15日~2月末日)
旅館の都合により、閉園や時間の変更を行う場合があります。あらかじめ御了承くださいますようお願い申し上げます。
当館には、日本庭園の三つの様式、すなわち、池泉回遊庭園・枯山水庭園、露地(茶庭)が巧みに配置されており、散策の楽しみを広げます。
茶室の「山月亭」は表千家「残月亭」の写し、茅葺きの「いばらき門」は大和郡山慈光院「茨木門」の写しで、二階が茶室になっております。四阿(あずまや)「萬壽亭」は桂離宮「卍亭」を写したものです。そして四つの茶室と水屋からなる茶室は、笛吹嘉一郎の代表的な建築の一つと言えるでしょう。
また、大きな池には温泉水が注ぎ、外気温によっては湯けむりも上がります。
鯉やめだかが泳ぎ、それを狙って鷺やみさごも訪れます。
除草剤を使わない庭のそこかしこでは、虫や小鳥が小さな命の営みを繰り返しています。
木々の出すフィトンチットを浴びながら、晴天の日も雨の日も、それぞれの趣を楽しめる庭園散策。
もちろん庭園散策だけでなく、天然温泉 100%かけ流しの「翠山の湯」と、四季の味を気軽にお楽しみいただける庭園レストラン「臨水」、そして本館へのご宿泊と、当館には「大人の休日」を満喫していただける趣向が盛りだくさんです。
ぜひお誘い合わせの上、お越しください。お待ちしております。